サトノダイヤモンドの引退はいつ?種牡馬の種付け料を血統絡めて予想してみました | ジョッキーの年収や嫁(結婚相手)等を調査するサイト「競馬ジョッキー倶楽部」

サトノダイヤモンドの引退はいつ?種牡馬の種付け料を血統絡めて予想してみました

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2015年に鳴り物入りでデビューし、評判通りの実力を見せて3歳のクラシックを戦い抜いたサトノダイヤモンド。菊花賞を優勝した後には3歳で有馬記念を制する偉業も達成しています

古馬になってから少し成績に陰りが見え始めましたが、まだまだ活躍を期待したい競走馬です。今回はそんなサトノダイヤモンドを紹介していきます。

サトノダイヤモンド プロフィールのプロフィールとこれまでの戦績

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引用元:netkeiba.com

サトノダイヤモンドは、2013年に父ディープインパクト、母マルペンサの仔として産まれました。父のディープインパクトについては語るまでもないと思うので割愛しますが、母のマルペンサは日本ではあまり馴染みのないアルゼンチンの競走馬で、アルゼンチンのG1レース3勝を含め、現役通算で5勝を挙げた優秀な牝馬でした。

そんな注目馬の仔だけあって、サトノダイヤモンドも幼駒の頃から期待が大きく、2013年のセレクトセールでは2億円を超える高額価格で取り引きされました。競馬界においては、高額で取り引きされた馬でも思うような結果を残せない事も多いですが、サトノダイヤモンドはデビューからしっかりと期待通りの活躍を見せます。

特にデビュー戦では、同じく高額で取り引きされたロイカバードとの対決が注目を集めましたが、サトノダイヤモンドはロイカバードに2馬身以上の差をつけて完勝し、話題性だけではない事を証明します。ちなみにロイカバードとはその後3歳重賞のきさらぎ賞で再戦しますが、ここでもキッチリと勝利し、高額馬同士での勝負付けを済ませました。

無敗のまま制したきさらぎ賞から直行で挑んだ皐月賞には、無敗で弥生賞を制したマカヒキや、G1馬リオンディーズ、良血馬エアスピネル等、例年以上にハイレベルなライバルが揃っていましたが、サトノダイヤモンドはその中で堂々の1番人気に支持されます。しかし、レースでは8番人気の伏兵ディーマジェスティの豪脚に屈し、さらに後ろから来たマカヒキにも差されて3着に終わりました。

続く日本ダービーでは、皐月賞を制したディーマジェスティと、同レース2着のマカヒキと共に3強を形成し、注目を集めました。ここではディーマジェスティにこそ先着したものの、もう1頭のライバルだったマカヒキにハナ差で先着され、世代の頂点へはあと一歩届きませんでした。

春のクラシックで3着、2着というのは高額馬の名に恥じない活躍とも言えますが、やはり陣営としては大レースでの勝利が欲しいところ。秋になると、ダービーを制したマカヒキが世界を見据えて凱旋門賞に挑戦する中、サトノダイヤモンドは国内に専念し、休み明け初戦の神戸新聞杯を制すると、目標を牡馬クラシックの最終戦、菊花賞に定めました。

その菊花賞にはマカヒキこそ不在だったものの、皐月賞を制したディーマジェスティが参戦した為、2強対決の様相を呈していましたが、夏を超えて成長したサトノダイヤモンドはこれを問題とせず、2着に2馬身半の差を付ける完勝で、これまで届きそうで届かなかったG1勝利をあっさりと達成しました。ちなみに、2着に敗れたのは後に春の天皇賞を制するレインボーラインですから、このレースを制することが簡単では無かったことがわかります。

そしてその勢いのまま、現役最強の座をかけて有馬記念へ。ライバル筆頭は前年の菊花賞馬であり、年が明けてからも春の天皇賞、ジャパンカップを制して古馬勢の代表格となっていたキタサンブラックでしたが、そのライバルをサトノダイヤモンドはクビ差で交わして優勝。皐月賞、ダービーでの屈辱から僅か半年ほどで、現役最強の地位を手に入れました。

しかし連勝街道は長く続かず、年明けの阪神大賞典こそ勝利したものの、続く春の天皇賞では年末に下したキタサンブラックとシュヴァルグランに先着され3着に終わります。それでも敢行した欧州遠征でも前哨戦のフォワ賞で4着、本番の凱旋門賞ではまさかの15着大敗を喫するなど、古馬になってからは結果を残す事が出来ずにいます。

2018年になってからも、凱旋門賞以来の出走となった金鯱賞では上がり最速の3着で復活の気配は見せましたが、続く大阪杯では見せ場も無く7着に敗れてしまいました。実力・実績は疑いようの無い馬だけに、復活を望むファンも多いですから、今後予定されている宝塚記念での走りに注目が集まりますね。

サトノダイヤモンドの引退はいつ?次走の宝塚記念が正念場?

サトノダイヤモンドの復活に期待したいのは間違いないのですが、もし次走の宝塚記念でも復活の兆しが見られなかった場合、その進退を問う声が聞こえてくるかもしれません。というのも、クラシックを戦い抜き、G1でも2勝を挙げている馬ですから、既に種牡馬としての需要は十分に見込めるのですが、仮に惨敗を繰り返すようでは種牡馬としての価値が下がってしまう可能性もあるからです。

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現在のところ、宝塚記念後のサトノダイヤモンドの去就については明言されていないようですが、元々の評価が高い馬だけに、引退時期については陣営としても色々と考えているところではないでしょうか。とはいえ、5歳といえばまだまだ老け込むには早い年齢でもありますから、もう一度輝くことが出来るようであれば、秋以降でもG1の舞台で活躍するサトノダイヤモンドを見られる可能性は高いと思います。

サトノダイヤモンドの血統は種牡馬として優秀?父よりも母がポイント

今後の活躍がどうであれ、無事に引退することさえ出来れば、サトノダイヤモンドはほぼ間違いなく種牡馬として第二のスタートを切ることになるでしょう。しかし晴れて種牡馬になれたとしても、現役時代以上に多くのライバルと争う事になるのは必然で、成功が約束されているわけではありません。

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特にサトノダイヤモンドは大種牡馬ディープインパクトを父に持つ為、血統的なライバルも多くなってしまうでしょう。とはいえ、サトノダイヤモンドには他馬に無い強みがあります。それがサトノダイヤモンドの母であるマルペンサの存在です。前述の通りマルペンサは日本にはあまり馴染みのないアルゼンチンの競走馬ですが、血統的にも同じ事が言えるのです。

例えば2018年のダービーを制したワグネリアンがそうですが、父がディープインパクト、母の父がキングカメハメハという組み合わせは、国内で最も流行している組み合わせの1つと言えるでしょう。安定して結果を残せている組み合わせの方が、生産者としても計算がしやすいので、配合にも流行があるのは当然と言えます。

しかしそれは同時に、同じような血統の馬が量産されるという事でもあります。1頭1頭の個体には個性の違いがあっても、血統的に似てしまっていては、現役時代によほどの大活躍でもしない限りは配合相手としての魅力が感じられません。その点、サトノダイヤモンドは母系が日本に馴染みのない血統なので、どう転ぶかはわかりませんが、少なくとも血統的な個性が消されるようなことにはならないでしょう。

種牡馬になって数年は、新味を求めて優秀な繁殖牝馬が配合相手になる可能性も十分考えらるので、早いうちに活躍馬を出すことが出来れば、サトノダイヤモンドが種牡馬として成功する確率もぐっと上がってくると思います。

サトノダイヤモンドが種牡馬になった時の種付け料(価格)は?宝塚記念の結果次第で予想も変わる

最後に、少し気は早いですが、実際にサトノダイヤモンドが種牡馬になった場合の種付け料を予想してみたいと思います。とはいえ、まだ現役の競走馬ですし、今後の活躍次第で大きく変動する可能性も十分考えられますから、今回は次走の宝塚記念記念の結果も踏まえて、現時点での予想を2パターン考えてみました。

まず、次走の宝塚記念で見事復活を果たし、優勝した場合ですが、種付け料は300万円くらいになるのではないでしょうか。G1を6勝し、引退レースでも勝利を挙げたモーリスの初年度種付け料が400万円ですから、それには及ばないものの、決して安くない金額です。

次に、宝塚記念での復活が果たせなかった場合ですが、こちらは200万円くらいに落ち着くような気がします。どちらにしても、根本的に血統が優秀と言えるので、安くない金額の予想にはなりますが、宝塚記念を勝つか負けるかで100万円もの差が出来ています。それだけ今回の結果は重要だと考えています。

というのも、サトノダイヤモンドが挙げたG1勝利は2つとも3歳時のものであり、古馬になってからはG1での優勝がありません。ディープインパクト産駒は古馬になってからの成長力が課題とされることが多いですから、古馬でのG1勝利が1つあるだけでも、種牡馬としての評価は一気に高まると思います。同じくディープインパクトを父に持つライバルの種牡馬にも、差を付けることが出来るのではないでしょうか。

もちろん、今回の宝塚記念の結果だけで全てが決まるわけではありませんが、前走の大阪杯で惨敗を喫してしまった分、このレースがサトノダイヤモンドの今後の評価に大きく関わってくることになるのは間違いないと思うので、そういった面も含めてレースを楽しみに待ちたいですね。

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