若い世代の競馬ファンには、好々爺のようなイメージが強い岡部幸雄氏。みんなのKEIBAでは人の好さそうなスマイルでスタジオを和ませているようにも見えますね。
しかし、現役時代の岡部幸雄氏はそんなイメージからはかけ離れているのです。JRA最多勝記録保持者として引退するまでの38年間、騎手としてどんな活躍をしてきたのか?
また、騎手としてだけではなく競馬界を一新させた政治家のような人でもある岡部幸雄氏。
岡部幸雄氏の現役時代を知る人も、知らない世代の人にも読んでいただきたい。
岡部幸雄元ジョッキーに迫ります!!
岡部幸雄プロフィール・経歴・成績
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1948年10月31日生まれ、群馬県新田郡出身、身長161㎝、体重53㎏
実家が農家で、馬の育成もしていた為に馬に乗る事に関しては自然と身に付いたそう。祖父に連れられ足利競馬場に通っていた事もあり小柄であった岡部少年は、騎手になる事を決めたそうです。
1964年騎手養成所に入学、1967年に騎手免許を取得し、鈴木清厩舎所属の騎手としてデビューをします。
その後、アメリカの競馬と出会い、魅せられた岡部幸雄氏は英会話の勉強をしながらアメリカを中心に海外へ遠征をした。そして1972年にアメリカで初騎乗を果たします。
その後は海外で133のレースに騎乗。8ケ国で13の勝利を挙げています。
1984年シンボリルドリフに騎乗した岡部幸雄ジョッキーは、中央競馬牡馬クラシック三冠を達成する。
同年10月に、特定の厩舎に所属をしないフリーの騎手となる。また、調教師から騎手に騎乗依頼を仲介するエージェント制も導入した。これは後々の競馬界において大きな影響をもたらす事となった。
1988年福島競馬場で落馬事故で重傷を負ったが、回復後はトップジョッキーとしての道を歩み続けた岡部幸雄ジョッキー。
様々なレースで勝利を挙げ「長距離の鬼」として走り続けた。左膝の痛みの為に休養をした時期もあったが、見事に復活を遂げダンスインザムードに騎乗し勝利を挙げました。
岡部幸雄の引退年齢は?
現役生活38年。アスリートとしては驚きの年月を現役騎手として過ごしている岡部幸雄氏。2005年に56歳で引退をしました。
引退セレモニーでは、現役のジョッキー達が担いだお神輿に乗ってパドックを一周するという粋な演出。横山典弘ジョッキーが考案者だとか。
岡部幸雄の現在は?
http://race.sanspo.com/keiba/news/20170210/etc17021020000009-p2.html
引退後2006年から「JRAアドバイザー」を務める傍ら、フリーの競馬評論家としても活動しています。
競馬番組などで見かける機会も多く、現在では競馬評論家としても岡部幸雄氏の方が世間では知られているかもしれませんね。
岡部幸雄がレース中に殴る伝説
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ネットで「岡部幸雄」と検索すると、「殴る」というワードが出てきます。この殴るというワードですが、岡部幸雄ジョッキーがレース中に杉浦宏昭ジョッキーを殴った事から出てくるようです。
1984年のレース中に、杉浦宏昭ジョッキーの馬が岡部幸雄ジョッキーの馬の進路を妨害した事に腹をたて殴ってしまったようです。
この事件で岡部幸雄ジョッキーは、騎乗停止処分を受け頭を丸坊主にしたそうです。
そして杉浦宏昭氏は現在、調教師として活躍されているのですが2013年5月に美浦のトレセン近くで、強盗に襲われ顔を殴られるという事件が起きました。
怨恨説も流れていたようですが、どうやら面識のない強盗の仕業だったようです。
岡部幸雄に息子はいる?嫁は?
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岡部幸雄氏は、一般女性と結婚して子供がいる事は公表されているようですが、性別などは公表していないようです。
しかしながら、横山典弘ジョッキーの息子である横山和生ジョッキーが小学生時代の話をしている時に、小学校にはトレセン関係者が多く、その中に岡部幸雄さんの息子がいたと言っていました。
ですので、岡部幸雄氏には息子さんがいるようです。横山和生ジョッキーと同級生という事になると現在26歳という事になります。
いかがでしたでしょうか。競馬番組で見かける岡部幸雄氏とは少し違う姿が見えたでしょうか。これも岡部幸雄氏の魅力なのだと思います。
これからも、競馬番組で岡部幸雄氏の笑顔が見られたらと思っています。
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