今回は中央競馬史上初の双子騎手として現在も活躍している柴田大知騎手・未崎騎手の内、兄の柴田大知騎手を取り上げます。
柴田大知騎手の嫁や画像、柴田善臣騎手との関係、号泣や年収についても調査しましたので、早速ご覧ください。
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柴田大知騎手のプロフィールと経歴・成績
引用元:うまなみ
柴田大知騎手は1977年に栃木県宇都宮市で生まれています。
当初から騎手を目指していたわけではなく、宇都宮にあったJRAの育成牧場で一緒に乗馬をしていた先輩の小林純一現競馬学校教官が騎手となったことをきっかけにして騎手を志すようになりました。
柴田騎手の競馬学校の代は「花の12期生」として有名です。
柴田騎手を含めて10人の同期がいますが、現在、競馬番組で解説などを行っている細江純子をはじめとしたJRA史上初となる女性騎手3人が含まれています。
また、G1勝利20勝を含む重賞125勝の福永祐一、テイエムオペラオーとのコンビで有名でG1勝利7勝を含む重賞39勝の和田竜二、フルキチの愛称で競馬ファンに親しまれGⅠ勝利1勝を含む重賞6勝の古川吉洋がいます。
1996年美浦の栗田博憲厩舎の所属騎手としてデビューしましたが約1年半後にはフリーに転向します。
その後は一時期、美浦の岩戸孝樹厩舎の所属になった時期もあったものの、現在は再びフリーとして活躍を続けています。
勝利数は、JRA通算は2017年末現在で425勝、そのうち平地は413勝、障害が12勝となっています。
現在も障害騎手免許を保有してはいますが、近年は障害レースには騎乗していません。
障害レースでは2013年4月13日中山競馬場11レース、J・GⅠ中山グランドジャンプで単勝11番人気のビービースカットに騎乗して11着したのが今現在の最後の騎乗となっています。
障害重賞は通算で4勝していて、そのうちJ・GⅠは2勝しています(2011年中山グランドジャンプ・マイネルネオス、2012年中山グランドジャンプ・マジェスティバイオ)。
平地重賞は1つのG1勝利(2013年NHKマイルカップ・マイネルホウオウ)含む通算8勝をあげていて、現役騎手で平地と障害両方のGⅠを勝っているのは柴田大知騎手と熊沢重文騎手の2人のみという記録を持っています。
ダートよりも芝のほうが成績はいいのですが、距離の得意不得意はあまりありません。
脚質も芝・ダートともに逃げ、先行した時のほうが良い結果を残しています。
現在、マイネル○○、コスモ○○の主戦騎手の一人として依頼があれば中央競馬全10競馬場どこにでも騎乗しに行きますが、近年では関東主場での騎乗が中心となっています。
また、中山競馬場のほうが東京競馬場より好成績を残しているのも特徴の一つと言えるかもしれません。
柴田大知騎手の嫁(結婚相手)の画像は?
柴田大知騎手はデビュー2年目の20歳の時に、当時競馬新聞記者だった妻と結婚し現在は1男1女をもうけています。
2013年にNHKマイルカップで平地GⅠ初優勝した際には、一家で優勝写真に写っていますが、たまたま、当日のレース後に山梨県方面へ家族温泉旅行に出かけることにしていたため、普段着で応援にきていて写ってしまったと後にインタビューで答えています。
ちなみに画像は見つけられませんでした。申し訳ありません。
柴田大知騎手と柴田善臣騎手との関係は?
現在、関東のベテラン騎手に柴田善臣騎手がいますが、血縁関係はありません。
むしろ最近では、2017年7月29日新潟競馬場10レース古町特別で最後の直線で柴田大知騎手騎乗のペルソナリテが柴田善臣騎手騎乗のナンヨーアミーコに十分な間隔がないのに体当たりされ追い抜かれる出来事がネット上などで話題となりました。
柴田大知騎手がバランスを崩し落馬しそうになるほどの出来事で、レース後に検量室に戻ると、バケツを蹴り飛ばすなど、怒りを爆発させていたと言います。
パトロールビデオの映像を確認すると確かに危ない騎乗であったということがよくわかります。
柴田大知騎手が号泣?涙の意味とは?
マイネルネオスで初めて障害GⅠを勝利した際も、マイネルホウオウで初めて平地GⅠを勝利した際も、勝利ジョッキーインタビューで柴田大知騎手は号泣します。
後に、今で言う干された状態となって、2006年・2007年と年間未勝利だった頃から、生活のためにも障害レースに騎乗するようになるなど紆余曲折を経ての経緯を思い返してのものだったと柴田騎手自身は回想しています。
柴田大知騎手の年収は?
騎手の年収のうちレースに騎乗していればわかる獲得賞金や出走数によるもののみで計算すると、2017年も騎手の平均年収を大きく上回る約9000万円前後と計算できます。
2010年までは平均年収を大きく下回っていたことから考えると、奇跡の復活劇ということもできます。
ただし、2017年は重賞勝利がなかったこともあり、また、特別レース13勝の内、12勝がマイネル○○かコスモ○○(ゲッカコウのみ馬名に冠号が入っていません)の馬での勝利だったこともあり、他の馬主でのお手馬も少なく印象が薄くなってきています。
騎乗技術があったからこそ、一旦干されてもここまでの復活を遂げることができた柴田大知騎手。
成績が近年はいい意味で安定していますが、安定の一歩先を目指した結果訪れる、涙のインタビューをもう1度見てみたいと思います。