今夏、新潟競馬場で行われたアイビスサマーダッシュで7年ぶりに重賞勝ちを収めた「千
直の鬼」西田雄一郎騎手について経歴や嫁,と子供や過去の交通違反,年収等々…掘り下げます。
西田雄一郎騎手のプロフィールと経歴・成績
引用元:Wikipedia
西田騎手は1974年神奈川県生まれで、競馬学校第11期生として1995年騎手デビュー、
同期で現在も現役の騎手には、障害戦で活躍している西谷誠・山本康志がいます。
ただし、競馬学校には中学卒業と同時に入学する生徒が多い中で、高校を中退して入学
した西田騎手は同期より年上でした。
また、西田騎手は騎手生活の中で一度、交通違反がきっかけとなり、騎手を1999年から
2005年まで廃業していますが、こちらは次項以降で補足していきます。
所属は現在フリーですが、以前は美浦の境征勝厩舎に所属していました。
勝利数は、JRA通算は2017年9月22日現在で209勝、重賞は通算3勝です。(1996年・
G3・七夕賞・サクラエイコウオー、2010年・G3・アイビスサマーダッシュ・ケイティ
ラブ、2017年・G3・アイビスサマーダッシュ・ラインミーティア)
年間勝利数はデビューから1999年までは20勝前後、2005年に復帰してからは10勝前後
という成績です。
得意な距離は芝の短距離、得意な競馬場は福島・新潟です。
福島競馬場ではJRAの単勝最高配当記録56,940円を作ったのが、西田騎手です。(2014
年4月26日福島8レース・芝1200メートル・500万下・リバティーホール・16頭立て
16番人気)
新潟競馬場では芝・直線1000メートル競馬を得意としていることから「千直の鬼」など
といわれています。
芝・直線1000メートルの競馬は現役ジョッキーでは最多騎乗数を数え、レース数にして
既に200レースを超えています。
重賞3勝のうち2勝が新潟直線で行われる唯一の重賞、アイビスサマーダッシュという
ことも、「千直の鬼」であることを端的に証明しています。
また、アイビスサマーダッシュを同一の馬で2勝した騎手はこれまでにも3人(大西騎
手・小牧騎手・デムーロ騎手)いましたが、異なる馬で2勝した騎手は西田騎手がはじ
めてです。
さらには、オープンのレースで3勝をあげた騎手も西田騎手が初めてと芝・直線1000メ
ートルについての色々な記録を持っています。
2015年には頸椎と胸椎の骨折、更に2016年も年末に決勝戦手前で不利を受けて落馬して
しまうなど大きな怪我に苦しみ、引退することも考えたものの、踏みとどまり現役を続
け出会ったのがラインミーティアであるとも言えます。
西田雄一郎騎手の嫁(結婚相手)と子供
西田騎手は、騎手を廃業していた期間に宮城・山元トレーニングセンターで牧場スタッ
フとして勤務していた際に現在の奥様と知り合い、結婚しています。
また、2014年には子供も誕生していますが、大きな病気にかかり1年の長期にわたって
病院に入院していたことも西田騎手は明かしています。
西田雄一郎騎手の交通違反・スピード違反
西田騎手が廃業するきっかけとなったのが、車運転中のスピード違反でした。
さらには警察から出頭命令が出た矢先に再度スピード違反を犯し、一度ならず二度もと
いうことで、常習性が疑われ起訴されたことによるものでした。
西田雄一郎騎手の年収は?
騎手の年収にはレースに騎乗していればわかる獲得賞金や出走数によるものと調教時の
調教手当などがあります。
調教頭数は公開されていませんのでレースをベースに計算すると、もちろん毎年の成績
により波がありますが、怪我などがなければ年収2500万から3000万と計算できます。
騎手の平均年収よりは少ないと思われますが、ラインミーティアとのコンビでは、アイ
ビスサマーダッシュの次走、阪神競馬場で実施されたG2・セントウルステークスでも2
着に好走しています。
重賞のような高賞金のレースで好走を続ける今年は、例年より年収は増えることが見込
まれます。
ラインミーティアはG1・スプリンターズステークスにも登録されました。
西田騎手とラインミーティアのコンビに注目して秋のG1初戦を楽しみにしたいと思いま
す。