2017年の牡馬クラシック第1戦、皐月賞を騎乗馬アルアインとともに制し、競馬サークル内はもちろん、競馬ファンの中でも注目が高まっている松山弘平騎手。今回はその松山騎手を紹介していきます。
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松山弘平の意外と知られていない?華々しい経歴から成績、プロフィール紹介
引用元:日刊競馬
松山騎手は2006年4月にJRAの競馬学校騎手過程第25期生として入学し、2009年の2月に同校を卒業、騎手免許を取得します。
初騎乗は2009年の3月1日、小倉競馬場の第1レースにトミケンプライマリでの参戦でしたが、そこでいきなり初勝利。競馬学校卒業生としては史上8人目となる、初騎乗・初勝利を達成してしまいます。しかも松山騎手にとってその日は19歳の誕生日でもあったので、まさに「持っている」男。
そしてその勢いのままデビュー初年度は36勝を挙げ、その年のJRA賞最多勝利新人騎手を受賞しました。
なお、同期生には柴田大知・未崎騎手以来の双子の騎手として有名な国文兄弟や、丸山元気騎手もおり、今後の競馬会を背負っていきそうな勢いのある世代でもありますが、まずはその同期のなかで1番の活躍をしてみせたのです。ただ、その前年に三浦皇成騎手が91勝を挙げてデビュー初年度を終えていたので、残念ながら松山騎手の活躍は当時あまりクローズアップされず、競馬ファンのなかでもそこまで印象に残らなかったかもしれません。
その後2年間は勝利数が伸び悩みましたが、飛躍の年になったのが2012年。この年に74勝をマークし、重賞も中日新聞杯でスマートギアに騎乗し、初勝利を挙げました。それ以降は毎年コンスタントに勝ち星を挙げ続けることが出来るようになってきました。
皐月賞の勝利で、騎乗も上手いイケメン騎手として一躍有名に!
松山騎手が一気に知名度を上げることとなった2017年の皐月賞。レース前、松山騎手の騎乗するアルアインは重賞勝ちこそあるものの、決して有力馬としては見られていませんでした。しかし、レースでは松山騎手の見事なエスコートもあって堂々の1着。松山騎手の特徴として、スタートの巧さや、馬群を上手くさばいてキレイに抜け出してくる所がありましたが、皐月賞ではそういった良い所が随所に見られました。もちろん、上手くいかないことも多いですが、やはり勝つ時はそんなものかもしれません。
また、レース後のインタビューではG1を初めて勝った若手でありながら、興奮気味になることもなく、落ち着いて周りの人たちへの感謝の気持ちを伝えていたのがとても印象的でした。もともとイケメン若手騎手として、競馬ファンの中でも女性人気の高かった騎手ではありますが、このインタビューでさらに女性ファンが増えたようにも思います。ちなみに、皐月賞も初めての騎乗で初勝利。やはりここでも「持っている」男でした。
実は既婚者?結婚相手(嫁)の名前は?結婚式はいつ?
2017年の皐月賞でこれまで以上にファンを増やすこととなった松山騎手ですが、その皐月賞の表彰式でのコメントがきっかけで、女性ファンの間に衝撃が走りました。皐月賞のプレゼンターであった松坂桃季さんに自分の嫁さんが松坂さんと共演したことがあると明かしたのです。そもそも、結婚していること自体あまり知られていなかった上、結婚相手は芸能人かも?とネット上でも話題になりました。
しかし、現在のところ相手の名前どころか、情報すら公になっていません。結婚が報じられたのは2015年頃だったと思いますが、当時のニュースソースも見つからず、競馬騎手のブログ等で結婚式の様子が挙げられるといったことも無かったようです。
皐月賞で負けたデムーロ騎手が勝った松山騎手に大激怒?
松山騎手が皐月賞を勝利した後、ある画像がネット上で話題になりました。それは、皐月賞でペルシアンナイトに騎乗していたミルコ・デムーロ騎手が、勝った松山騎手に対してレース後に中指を立てていたんじゃないか?という疑惑の画像です。
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その画像がコチラ。
画像に関していえば確かにそう見えなくもないのですが、もし事実であれば明らかな侮辱行為となるので、いくらレース後といえども問題になるはずです。しかしJRAはこの件に関して何も問題としていません。確かに、ミルコ騎手はレース後に感情を出すことが多いですが、それはあくまでポジティブな感情であり、こういったネガティブな感情表現をするとは考えにくいです。もちろん、勝負事なので外から見るだけではわからない感情の波があるとは思いますが、JRAが問題としていないことからも、デムーロの行動はネット上で言われているような侮辱行為ではなかったと思います。
G1も勝ったし、年収もすごい?
騎手は常に危険と隣り合わせの仕事ですが、その分お金もしっかり稼げるのが魅力。では実際のところG1ジョッキーとなった松山騎手の年収はどのくらいになるのでしょう。
レースの賞金のうち、騎手の取り分は5%ですが、2017年の9月時点で松山騎手はすでに10億円以上の賞金を稼いでいますので、単純計算でもすでに5千万円以上稼いでいます。
さらにそこへ騎乗手当等が1レースにつき5万円程度付くので、現時点の騎乗数600程度で計算しても3千万円。
まだ1年が終わっていませんが、少なくともレースだけで8千万円程稼いでいます。これ以外にも厩舎での調教手当や、G1レースを勝ったことでメディアへの露出も増えていると思うので、そこでの出演料を足していくと、まだまだ増えていきますね。ちなみに、獲得賞金だけでいけば去年の年収は1億円を超えるかどうか、というところなので、今年は今のペースが続けば大幅な年収アップとなりそうです。運だけでなくお金も「持っている」男でした。
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