今回は2017年の後半はオーストラリアへ武者修行に出かけ、今後の活躍が期待される関西の若手、小崎綾也騎手を取り上げます。
小崎綾也騎手の海外・オーストラリアへの修行の結果や、父、彼女、年収についてもあれやこれや調べましたので、早速ご覧ください。
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小崎綾也騎手のプロフィールと経歴・成績
引用元:netkeiba.com
小崎綾也騎手は1995年滋賀県栗東市生まれで、競馬学校第30期生として2014年騎手デビューしました。
同期には2017年のG3きさらぎ賞をアメリカズカップで制すなど既に重賞4勝している松若風馬をはじめとして、同じく2017年にG3ラジオNIKKEI賞で重賞初勝利を飾った石川裕紀人、木幡初也、井上敏樹、義英真の各ジョッキーがいます。
所属は現在フリーですが、デビューから2017年8月までの約3年半は栗東の村山明厩舎に所属していました。
勝利数はJRA通算は2018年1月10日現在で82勝していますが、デビュー直前の眼底骨折にはじまり、2年目は左下腿骨骨折、3年目には再手術、4年目の2017年はオーストラリアへの武者修行と離脱期間も多く年間通して騎乗できたことはまだありません。
初騎乗は、騎手免許取得から1ヶ月半後の2014年4月19日阪神競馬場1レースでアグネスアミニソルに騎乗し11着、初勝利は同日の7レースで単勝56.0倍の11番人気ケルンフォーティーに騎乗して飾っています。
重賞にはこれまで9回騎乗していますが、残念ながら未勝利で、G1レースの騎乗経験もまだありません。
芝よりもダートのほうが好成績を残しているものの、距離による成績の差は目立つほどにはありません。
戦法には比較的自在に対応できることと、牡馬より牝馬のほうが成績がいいのが特徴といえるのかもしれません。
経験を求めて夏は北海道遠征を積極的に行うなど、比較的多くの競馬場で騎乗して勝利していますが、中山競馬場は3回のみの騎乗で未勝利、東京競馬場ではまだ1度も騎乗していないなど関東主場での活躍はまだ見ることが出来ていません。
小崎綾也騎手の海外・オーストラリア修行の結果は?
小崎綾也騎手は2017年の8月後半から12月後半までオーストラリアに武者修行に出かけました。
これは、(JRA通算100勝までの)減量騎手の特典が残っている間、つまり、しばらく日本を離れていても帰国してから一定の騎乗数が確保が期待できる今のうちに海外競馬に騎乗して経験を積みたいとの思いや周囲の協力で実現できたそうです。
オーストラリアでの騎乗成績自体は、29戦0勝2着3回3着4回と未勝利に終わってしまいましたが、日本以外の国で乗ることが思っていた以上に素晴らしい経験になったと本人が語っているように数字では表せないものを体得して帰国しました。
小崎綾也騎手の騎乗は上手い?
2017年G1高松宮記念を勝利したセイウンコウセイの馬主である西山茂行オーナーは自身のブログの中で、小崎綾也騎手の初勝利のレースぶりを見て、その豪快な差し脚とダイナミックな追い方を見て驚き、久しぶりに楽しみな騎手が出てきたと記しています。
オーナー歴の長い馬主からも高評価をもらえるように小崎騎手の騎乗に関しては、今回調査した範囲では概ね好評価でした。
小崎綾也騎手の父は?家族は?
小崎綾也騎手は両親と妹の4人家族で育ちました。
父親は小崎騎手の幼少時代、栗東・飯田明弘厩舎や森秀行厩舎で調教助手をした後、2006年に調教師免許を取得して以降、2011年にG2セントウルステークスをエーシンヴァーゴウで勝つなど重賞4勝、JRA通算209勝を達成している小崎憲調教師です。
実は、小崎騎手が初勝利をあげたケルンフォーティーも父親である小崎調教師の管理馬だったのです。
小崎綾也騎手の彼女は?結婚は?
小崎綾也騎手の彼女や結婚に関する情報は今回調査した範囲で確認することはできません。
ただしデビュー直後の2014年や2015年には、今一番欲しいのは休みでも彼女でもなく騎手としての経験だとインタビューでは答えていますし、オーストラリアに武者修行に行った経緯からも、まずは騎手で一人前にという思いが人一倍強いのかもしれません。
小崎綾也騎手の年収は?
小崎騎手は2017年途中まで厩舎所属の騎手だったため、年間通じてフリーの騎手と同じ基準での年収計算はできませんが、単純にレースに騎乗していればわかる獲得賞金や出走数によるもののみで計算すると、昨年2017年で約1300万円の年収を得ています。
騎手の平均年収には及びませんが、1年間を通して騎乗できたことがこれまで1度もないことから2018年は怪我さえなければ、収入額を増やすことは確実と思われます。
2018年の関西で一番初めに行われた1月6日京都競馬場1レースの3歳未勝利戦をメープルで制した小崎騎手は勢いに乗って8レースもアグネスエーデルで勝利し、いきなり1日2勝と2018年上々の滑り出しとなりました。
この勢いに乗れれば、重賞初勝利や本人が現在目標にしているというJRA通算100勝も早い時期に達成できそうですので、今後の活躍を見守っていきたいと思います。