ブラストワンピースが強い!血統や馬主,評価,適正距離,馬名意味を調査【2018ダービー出走予定】 | ジョッキーの年収や嫁(結婚相手)等を調査するサイト「競馬ジョッキー倶楽部」

ブラストワンピースが強い!血統や馬主,評価,適正距離,馬名意味を調査【2018ダービー出走予定】

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2018年の牡馬クラシックは、無敗で朝日杯フューチュリティステークスを制したダノンプレミアムを中心に回っていくと思われていましたが、そのダノンプレミアムを皐月賞を回避し、次点のライバルであったワグネリアンも皐月賞で期待された走りが出来ませんでした。

これにより、日本ダービーは混戦模様となってきましたが、そこで名を挙げてきたのがデビューからの3連勝で毎日杯を制したブラストワンピースです。今回はそんなブラストワンピースを紹介します。

ブラストワンピースの血統。父は2017年大ブレイクしたあの種牡馬!母の父との掛け合わせではすでに活躍馬も

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引用元:俺、やっぱり馬が好き

ブラストワンピースは、主に短距離戦線で活躍したツルマルワンピースの第1子として、2015年に生まれました。父のハービンジャーは、3歳でマイルチャンピオンシップを制したペルシアンナイトを筆頭に、2017年のG1勝ち馬を3頭輩出し、大ブレイクを果たしたことから、今最も勢いのある種牡馬と言って良いでしょう。

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引用元:競馬うまなみ

さらに、2017年にG1で勝利したハービンジャー産駒は全て3歳馬であったことも特筆すべき点で、ブラストワンピースがクラシックを戦う上で好ましいデータと言えます。ただ同時に、そのG1勝利が3歳の秋以降であることも覚えておかなければなりません。

3歳春のG1戦線でも健闘はしていますが、勝ちきれていないことから、ハービンジャー産駒の多くは本格化するのが3歳の夏を超えてからで、春の時点では成長途上と言えるのかもしれません。

母の父はキングカメハメハですが、2017年のエリザベス女王杯を制したモズカッチャンも同じく父がハービンジャーで母父がキングカメハメハという血統でした。そのモズカッチャンはダービーと同じ舞台の東京2400mで行われるオークスでも2着に入線しています。もちろん、配合だけで適性が判断できるわけではありませんが、似通った配合から中長距離の活躍馬が出ていることは、ブラストワンピースにとって良いデータと言えるのではないでしょうか。

レース毎に強いという声が大きくなったが、デビュー前の評価は低く、取引価格も高くない

デビューから破竹の3連勝で、評価もうなぎのぼりのブラストワンピースですが、意外にもデビュー前はそこまで大きな期待は掛けられていなかったようです。というのも、ブラストワンピースは個人所有ではなく、複数人が出資して所有するクラブ馬になるのですが、その1口の募集額は4万円でした。

評価の高い馬であれば1口が100万円を超えることも珍しくない世界なので、この4万円という金額は決して高いとは言えません。むしろ、かなり価格の低い部類に入ります。評価が上がらなかった理由は1つや2つだけで判断できるものでもありませんが、あくまで要因の1つとして、ブラストワンピースの配合も含まれていると思われます。

というのも、ハービンジャー産駒が2017年にブレイクを果たしたことは先にも触れたとおりですが、それまでのハービンジャー産駒は期待されたほどの活躍が出来ていませんでした。クラブ馬の場合、出資の募集は該当馬が1歳のうちに始まることが多いため、ブラストワンピースの募集が始まったころはまだハービンジャー産駒は目立った活躍をしていなかったのです。

2017年の大活躍を見てしまうと信じ難いですが、それまでのハービンジャー産駒は決して高い評価を得ていたわけではありませんでした。加えて、母のツルマルワンピースも近親に2009年の日経賞を制したアルナスラインがいるものの、目立って良血とは言えず、ブラストワンピースの低評価に繋がったのかもしれません。

ちなみに少し古い話になりますが、2000年に年間無敗を達成した7冠馬テイエムオペラオーも、デビュー前の評価は高くありませんでしたが、3歳時の毎日杯を皮切りに重賞戦線で大活躍を果たしています。

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まだ毎日杯を制しただけのブラストワンピースには偉大過ぎる先輩とも言えますが、似たような境遇から上り詰めた例ですから、ブラストワンピースも同じく頂点を目指して頑張ってもらいたいですね。

ブラストワンピースの適正距離は?

デビューから1800mで2回、2400mで1回使われてきたブラストワンピースですが、最も着差を付けて勝利したのは、ダービーと同じ距離の2400mで行われたデビュー2戦目でした。このレースでは中団後方からレースを進め、2着馬に4馬身差を付ける圧勝でしたが、上り3ハロンでも他馬を圧倒し、2番目に早かった馬と比べても0.9秒の差がありました。

先にも触れましたが、同じような配合のモズカッチャンが中距離のG1を制していますから、ブラストワンピースも距離が長いほうがプラスに働くことが多いのかもしれません。さらにモズカッチャン以外でも同じハービンジャー産駒で2017年の秋華賞馬であるディアドラが、その秋華賞も含めて2000mの重賞を2勝し、オークスでも4着に健闘していますから、やはり父方は距離延長は歓迎といって良いのではないでしょうか。

一方、母のツルマルワンピースは現役時代に挙げた3勝全てが1400mのレースでした。とはいえ、母の成績だけで適正距離が判断出来るものでもありません。兄弟がいれば比較も出来るのですが、ブラストワンピースは初仔になるのでそれも叶わず、現時点で母方の適正距離は未知数と言えます。

しかし、母の父であるキングカメハメハ産駒は幅広い距離で活躍している為、あまり気にする必要はないでしょう。むしろ、ディープインパクト産駒と比べて切れ味で劣っていたハービンジャー産駒にとっては、スピードタイプの牝馬は切れを補う上で高配合と考える方が夢もありますね。デビュー2戦目で見せた圧倒的な切れ味を同じ舞台のダービーでも見せることができれば、ブラストワンピースが世代の頂点に立つことも可能ではないでしょうか。

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ブラストワンピースの馬主は誰?

ブラストワンピースがクラブ馬である事は先述しましたが、正式な馬主は有限会社シルクレーシングになります。古くは1997年の有馬記念を制したシルクジャスティスや、2000年のオークス馬シルクプリマドンナ等、その名の通り「シルク」の冠名が付いた馬で競馬ファンにも広く知られていましたが、2010年代に入ってからは冠名を使う事が少なくなってきているようです。

昔からの競馬ファンは、冠名で馬主を認識している事も多いでしょうから、勝負服を見てあれ?と思う方も多いかもしれませんね。

このように、競馬ファンにも馴染み深く歴史もあるクラブなのですが、それでも日本ダービーというタイトルは獲得した事がありません。したがって、ブラストワンピースにはの悲願達成という大きな期待がかけられている事は言うまでもありません。

ちなみに、ブラストワンピースと直接関係がある訳ではありませんが、同じくシルクレーシングの所有馬であるアーモンドアイは、先日桜花賞を制しました。

競馬で勝利するためには実力だけでなく運も必要ですし、特にダービーには「1番運の強い馬が勝つ」と言われるほどのレースですから、同馬主の馬が直近のクラシックで勝利したという事実は、クラブとしても勢いに乗っていると見ても良いのではないでしょうか。

ブラストワンピースの馬名の意味はあまり練られていない?

デビュー前から大きな期待をかけられていた競走馬などは、馬名も色々な想いを込めて付けられる事が多いようですが、ブラストワンピースは先に述べた通り、デビュー前の評価は決して高くありませんでした。

JRAのサイトにあるデータファイルを見れば、馬名の由来も確認できるのですが、それによると(突風)+(母名の一部)となっており、特に練って付けられた感じを受けないのが正直な感想です。

それでも、突風という名に恥じないだけの凄まじい活躍を見せてもらえると嬉しいですね。ただ、突風だと瞬間的な風速が強いだけという感じがするので、出来れば長く活躍出来るような風を巻き起こしてもらいたいものです。

ブラストワンピースが出走する日本ダービーには、他を圧倒するようなライバルが…

ここまでブラストワンピースについて語ってきましたが、なんといっても気になるのは日本ダービーでの結果でしょう。ブラストワンピースのこれまでの勝ちっぷりを見れば、例年だと主役に躍り出てもおかしくないのですが、2018年は例年に比べハイレベルなライバルが多く揃っています。

皐月賞を制したエポカドーロはもちろんのこと、皐月賞で1番人気だったワグネリアンや良血馬ジャンダルムなど、次々に名前が上がりますが、なんといっても1番のライバルはデビューから4連勝中のダノンプレミアムでしょう。2歳G1の朝日杯フューチュリティステークスや、皐月賞トライアルの弥生賞で見せたパフォーマンスは圧巻の一言で、他馬に付け入る隙はありませんでした。

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直前のトラブルで皐月賞は回避することなりましたが、その分ダービーには万全の態勢で臨んでくると思いますし、鞍上の川田将雅騎手はダービーを含めたクラシック競争をすべて制しており、大舞台での勝負強さは折り紙付きです。

それでも、ダービーに登録している馬で、デビューからの無敗を貫いているのはブラストワンピースとダノンプレミアムの2頭だけですから、まだ底を見せていないという点では、ブラストワンピースも引けを取りません。また、ブラストワンピースの鞍上である池添謙一騎手も2011年にはオルフェーヴルと共に牡馬クラシック3冠を達成するなど、川田騎手に負けず大舞台に強い騎手ですから、ブラストワンピースの心強いパートナーと言えるでしょう。

2018年の日本ダービーがどのような結末を迎えるかわかりませんが、実力馬がひしめき合う一世一代の大舞台で、ブラストワンピースがその名を歴史に刻むような大旋風を巻き起こすことが出来れば良いですね。

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