今回は先日2017年12月9日にJRA通算200勝を達成し、関西中心に活躍している高倉稜騎手についてまとめていきたいと思います。
高倉稜騎手の重賞・G1成績、評判、彼女や結婚、年収についても調査しましたので、早速ご覧ください。
高倉稜騎手のプロフィールと経歴・成績
引用元:netkeiba.com
高倉稜騎手は1991年に熊本県熊本市で生まれています。
幼い頃から動物全般が好きだったことや熊本に馬の祭りも多くあったことから自然に馬が好きで騎手を志すようになりました。
競馬学校第26期生として2010年騎手デビュー、同期で現在も現役の騎手には2015年にG2マイラーズカップをレッドアリオンで制するなど重賞6勝している川須栄彦や菅原隆一、西村太一、平野優、水口優也の5人がいます。
所属はデビュー以来約4年間は、栗東の崎山博樹厩舎に所属していましたが、その後はフリーとして活動しています。
勝利数は、JRA通算は2017年12月23日現在で200勝、今年(2017年)はこれまでに20勝をあげています。
2013年に32勝して以降、2014年14勝→2015年13勝→2016年15勝と勝ち星に見放されてきましたが、2017年は9月終了時点で既に19勝と過去3年の勝ち星を早くも超え通算200勝はすぐに達成できるのではないかと思われていました。
しかし、プレッシャーがあったのかなかったのかはわかりませんが、ここから10月11月と勝てない日々が続き、12月9日の阪神競馬場5レースの新馬戦でベルガドに騎乗してようやく通算200勝を達成しました。
比較的オールマイティーな騎手で、芝とダート、脚質、距離などに得手不得手はあまりありません。
デビュー8年目となりますが、いまだに北海道遠征したことはなく函館競馬場と札幌競馬場での騎乗経験はありません。
また、関西所属の騎手ということもあり、中心に騎乗しているのは西日本地区の4競馬場(京都競馬場・阪神競馬場・中京競馬場・小倉競馬場)です。
高倉稜騎手の重賞・G1成績は?
高倉稜騎手はデビュー以来、重賞は4勝しています(2013年G2日経新春杯・カポーティスター、2012年G3中京記念・フラガラッハ、2013年中京記念・フラガラッハ、2017年G3シンザン記念・キョウヘイ)。
G1にはこれまで9回騎乗し、最高着順は9着と振るいませんが、シンザン記念で久々の重賞勝利を飾ったキョウヘイとのコンビでNHKマイルカップ(単勝14番人気14着)だけでなく日本ダービー(単勝15番人気12着)にも初めて騎乗しました。
この経験は将来の高倉騎手にとって必ずやプラスに働くに違いありません。
高倉稜騎手の評判・評価は?
高倉稜騎手の評判・評価は上々と言えます。
高倉騎手の面倒をよく見ている、関西のベテラン小牧太騎手によると高倉騎手は堅すぎてマジメすぎる所はあるがセンスはいいものを持っていると評しています。
JRA通算200勝の内、勝利数の多い順に人気を並べてみるとよくわかります。
40勝 1番人気
33勝 2番人気
25勝 6番人気
22勝 3番人気
19勝 5番人気
18勝 4番人気
9勝 7番人気・9番人気・10番人気
7勝 8番人気
5勝 11番人気
2勝 13番人気
1勝 12番人気・15番人気
通常は人気順に勝利数が並ぶのですが、6番人気での勝利数が3番人気を上回っています。
これは、センスがあるからこそ人気がない馬でも、高倉騎手の腕によって勝利に導かれていることが多いことを示しています。
高倉稜騎手の彼女は?結婚は?
高倉稜騎手の彼女や結婚に関する情報についてですが、高倉騎手はインタビューで結婚していることを明らかにしていました。
詳細まではわかりませんでしたが、高倉騎手は既婚者です。
高倉稜騎手の年収は?
騎手の年収のうちレースに騎乗していればわかる獲得賞金や出走数によるもののみで計
算すると、昨年2016年で約3000万円となっていて、ここ3年は騎手平均の約4000万をやや下回る結果となっています。
それでも今年(2017年)は久々の重賞勝利を含めてここ数年で最も良い成績を残していますので年収も騎手平均を超えてくるのは確実ではないかと思われます。
これまでの重賞4勝も単勝人気は5番人気・10番人気・5番人気・8番人気と人気薄でのもので、重賞で1番人気に騎乗したことも1度しかない高倉騎手。
リーディングジョッキーの多くもはじめは穴騎手として認知されることからスタートし、実力があるということで徐々に人気馬に騎乗、結果を残すというステップを踏んでいます。
高倉騎手は穴騎手として実力はすでに認知されていますので、ここからは人気になるような一頭のお手馬と巡りあえれば更なる成長が期待できそうです。