2014年にデビューして以来、関西屈指の若手騎手として期待されている松若風馬騎手。
競馬ファン以外にはまだまだ知られていない松若騎手の魅力やその功績をじっくりと紹介していきたいと思います。
何でも高級車を所有しているということで気になる年収やお父さん、弟や彼女まで根掘り葉掘り調べましたので、早速ご覧ください。
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10年に1人の天才?上手いだけじゃなく成績もしっかり残す松若騎手のプロフィールや経歴。
引用元:Wikipedia
松若風馬騎手はJRAの競馬学校騎手課程第30期生として、2014年2月に同校を卒業し、栗東の超名門厩舎である、音無厩舎に所属となりました。
そして、同年の3月1日に阪神競馬第8レースで、サンライズマーチに騎乗して騎手デビューを飾ります。そのデビュー戦では4着に敗れたものの、デビュー2戦目となった翌2日の小倉競馬第2レースでは、トレノカチドキに騎乗して初勝利を挙げました。デビュー2戦目での勝利も素晴らしいですが、初勝利当日は松若騎手の祖父母が小倉競馬場に観戦に来ており、目の前で初勝利を届けるという、ちょっとした良いエピソードもあったりします。
その後も順調に勝ち星を重ね、デビュー初年度は47勝を挙げてJRA賞最多勝利新人騎手と、中央競馬関西放送騎手クラブ賞新人賞を同時受賞しています。どちらも新人賞なので紛らわしいですが、前者は関東・関西関係なく30勝以上挙げた新人騎手のみが対象で、後者は関西に所属する新人騎手のみが対象となります。
ただしこちらは勝利数の基準は無いものの、騎乗停止処分があった場合には新人賞ではなく「敢闘賞」扱いとなります。ちなみに、47勝でのJRA賞最多勝利新人騎手は三浦皇成騎手、武豊騎手、福永祐一騎手に次いで歴代4位の勝利数でもあるので、松若騎手の成績が新人騎手としてはいかに素晴らしいかがわかります。
また、デビュー初年度こそ重賞勝利がありませんでしたが、2015年から2017年までは毎年重賞勝利を挙げているので、2年目以降も着実に実績を積み重ねていると思いますし、G1を勝つ日も近いのではないでしょうか。
30期生の稼ぎ頭は車も超高級車?気になる年収はどのくらい?
デビュー年以降も安定した成績を残し続けている松若騎手ですが、成績が安定しているということは即ち収入も安定しているということでもあります。
特に騎手は年収が1億円を超えることも珍しくないので、松若騎手も若くしてかなりの収入を得ています。デビュー初年度でも5000万円以上。これは新人騎手としてはトップクラスです。さらに、2年目以降も着実に上積みしているので、遅くても2~3年後には1億円を超えている可能性は高いと思います。
また、ネット上では松若騎手が高級車に乗っていると噂されていますが、これは松若騎手と同期の義騎手が自身のツイッターにアップしたある写真が発端だと思います。そこに写っていたのは車を運転する松若騎手でしたが、左ハンドルがバッチリと写ってあり、さらにハンドルのエンブレムからおそらく「マスタング」だと推測できます。↓がそのツイッターです。
青い空と青い海と松若風馬 pic.twitter.com/Qu68x3KZGP
— 義英真 (@1013eishin) 2016年9月12日
マスタングといえばアメリカのフォード・モーターが製造していると超高級車であり、一般のサラリーマンではまず手が出せないような車ですから、ネットで話題になるのも仕方ないかもしれませんね。ただし、義騎手のツイッターには写真が乗っただけで、それが松若騎手の車と断定されたわけではないので、もしかしたら借り物であるという可能性もあるかもしれません。もちろん、今の活躍が続けば高級車を複数台所有すること出来ると思うので、車が好きなのであればさらに頑張ってもらいたいですね。
父親は競走馬にとってなくてはならない存在で、弟も馬と馴染みのある競馬一家!
競馬騎手になる為には中学を卒業後、20歳になるまでにJRAの競馬学校に入学する必要があるので、現状では幼い頃から競馬に馴染みのある人間でなければ、騎手を目指すことすら難しいです。その為、現役の競馬騎手も家族や親戚に競馬関係者がいることが非常に多いのですが、松若騎手の場合も父親である松若勝さんが競馬関係者でした。
ただし競馬関係者といっても「装蹄師」という、競走馬の蹄に蹄鉄を打つ仕事をされているので、騎手や調教師とは違う視点で競馬に関わっています。ちなみに蹄鉄とはものすごく簡単に言えば馬に履かせる靴のようなもので、これがしっかりと打たれていなければ、競走馬も本来の力を発揮出来ません。
勝さんが担当した馬の中にはサクセスブロッケンや、アンライバルド等、すでにG1レースを勝った馬もいるので松若騎手もお父さんに負けずにG1レースを多く勝利してほしいですね。そして出来ることなら、勝さんが装蹄した馬に松若騎手が騎乗し、G1親子制覇なんかも期待したいところです。
また、松若騎手には4歳下に弟の流星さんがいるのですが、弟さんも乗馬をされています。しかも腕前もかなりのもので、2012年にはJRAの主催するジョッキーベイビーズに関西地区の代表として出場しています。
さらに、馬術競技では滋賀県代表として国体にも出場しているのです。ただし松若騎手曰く、今のところ弟さんは騎手になるつもりは無いそうなので、その騎乗技術を競馬場で見ることは出来ないかもしれません。
しかしながら、騎手にはならなくても馬に騎乗しているあたり、父の勝さんも含め松若家は馬と馴染みの深い家庭といえるかもしれませんね。
これだけ活躍しているのだから彼女の一人くらい…?
前述したように、騎手は競馬で活躍すればするほどしっかりとお金を稼げる職業なので、若くして結婚する騎手も少なくないのですが、今のところ松若騎手にはそういった話がありません。
ただし、ごく一部とは思いますが、競馬会のアイドル・藤田菜七子騎手と付き合っているのでは?という噂もあるようです。ただし、松若騎手と藤田騎手は所属が関西と関東で分かれています。
同じJRAの所属騎手といっても、関西と関東ではトレーニングセンターが違うので、競馬場以外ではまず会う機会がほとんどないです。それでも、競馬学校の同期であれば会う機会もあるでしょうが、二人は同期でもありません。さらに、2017年時点では二人ともフリーではなく厩舎所属の騎手となっています。
厩舎に所属している騎手は、調教以外に厩舎での仕事もしなければいけないので、プライベートで遊びに行く時間もフリーの騎手と比べて少ないです。そういった状況から考えると、この二人の関係は残念ながらただの噂で終わってしまう気がします。
松若騎手も、今はまだ競馬や日々の業務に追われているかもしれないので、藤田騎手とでなくてもそういった話が現実味を帯びてくるのはもう少し先ではないでしょうか。
勝ち続けるためには馬主さんと良い関係を保つことは必須。
デビューしてからこれまで、着実に実績を積み重ね、関係者からの信頼を勝ち取ってきた松若騎手ですが、2017年の鳳雛ステークスがきっかけで、ある馬主さんの信頼を失ってしまったと言われています。
そのレースで松若騎手はサンライズノヴァに騎乗していたのですが、単勝2.1倍の断然1番人気でありながら、4着に敗れました。そして、このレース以降はこの馬主さんの馬にはほとんど騎乗していません。
騎手という職業は馬に乗らなければ務まりませんが、その馬を実際に所有している馬主さんが首を縦に振ってくれない限りは馬に乗ることも出来ません。実際のところは関係者しかわからないので何とも言えませんが、もしも本当に馬主さんの信頼を失ってしまったのであれば、松若騎手はこれからもう一度信頼を取り戻すために必死になってやる必要があります。
レースでの失敗はどの騎手にでもあることですが、トップ騎手ともなればその失敗を必ずどこかで生かして取り戻します。松若騎手が今後トップ騎手へと昇り詰めるためにも、多くの馬主さんと良い関係を保つことは必須条件です。
松若騎手にはこの一件を糧にしてもらい、さらに良いレースをして勝ち星を伸ばしていってほしいですね。そうすることで他の馬主さんからも信頼を勝ち取ることが出来ますし、もしかすると、サンライズノヴァの馬主さんの馬にまた乗れるようになるかもしれません。出来ることならそれが早く実現して、またサンライズノヴァにも騎乗出来るようになればいいと思います。