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ミルコ・デムーロ騎手の年収,嫁,兄弟,日本での住まいは?日本語堪能で天皇賞の最敬礼が印象的

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2015年に外国人騎手としては史上初のJRA所属の騎手となったミルコ・デムーロ騎手。

2015年以前より短期免許を取得して来日することが多かったので、競馬ファンならその名を知らない人はいなかったでしょうが、通年で騎乗するようになってからさらに日本に馴染んできましたね。今回はそんなデムーロ騎手を紹介します。

ミルコ・デムーロ騎手のプロフィールと、主に日本における経歴や成績

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引用元:寄り道EXPRESS

ミルコ・デムーロ騎手はイタリアのローマ出身で、1994年に母国のイタリアで騎手免許を取得し、その僅か3年後の1997年にはリーディング騎手となりました。そこからさらに2000年まで4年連続でその座に着いています。

武豊騎手が日本でリーディング騎手となったのはデビューから2年後の事なので、それと比較してもデムーロ騎手がいかに才能に恵まれていたかがわかります。
短期免許を取得して来日するようになったのは1999年からで、その名を広く全国に知れ渡らせたのは何といっても2003年の2冠馬、ネオユニヴァースとコンビを組むようになってからでしょう。

デムーロ騎手にとって初のJRA・G1勝利となった皐月賞に加え、続く日本ダービーでは外国人騎手として初めて同レースの制覇も成し遂げました。3冠制覇の期待が膨らんだ菊花賞では惜しくも3着に敗れたもの、この菊花賞での騎乗を巡ってはJRAが当時の外国人騎手の短期免許制度に新たな規定を設ける等、外国人騎手のあり方について見直されるきっかけにもなったほどです。

ちなみに翌年の皐月賞ではダイワメジャーに騎乗し、見事優勝。外国人騎手初のクラシック競争連覇も達成しています。それ以降も毎年短期免許で来日し、2011年にはドバイワールドカップに日本馬ヴィクトワールピサと共に参戦し優勝。

さらに2012年には2005年以来7年ぶりの天覧競馬となった秋の天皇賞でエイシンフラッシュに騎乗して勝利する等、日本競馬界にとって印象的なシーンで多くの勝利を掴んでいるのも特徴的です。

JRA所属となった2015年からはまだリーディング騎手にこそ輝いていませんが、G1レースではその大舞台での強さを十二分に発揮し、多くの勝利を挙げる活躍を見せており、圧倒的な存在感を放っています。

家族は10歳年下の奥さんと、2人の子供(娘)という女性に囲まれた環境

2017年で38歳になるデムーロ騎手ですが、すでに結婚はしていて、2人の娘さんもいます。奥さんはマルティーナさんという方で、デムーロ騎手とは10歳年下のようです。

お子さんとともに競馬場に来ることも多く、G1の口取り式に参加していることもありますし、2016年には家族そろってテレビ出演もしているので、インターネット上にも写真が多く上げられていますが、とても美人な方です。

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引用元:もっとゆっくり生きようよ

2人の娘さんも同じように多くの写真が上げられていますが、どちらも将来間違いなく美人になるだろうなと、簡単に想像できてしまうほど可愛らしいです。ちなみに長女はルクレッツィアさん、次女はレティッツィアさんというお名前のようです。

ミルコ・デムーロ騎手の兄弟そろって騎手という競馬一家

日本人の騎手は大抵の場合、家族が競馬関係者ということが多く、兄弟で騎手になる人も多いのですが、それはデムーロ騎手も同じようでした。

デムーロ騎手には妹と弟がいるのですが、そのどちらもが騎手という職業を選んでいます。もっとも、妹のパメラ・デムーロさんはすでに騎手を引退しており、現在は調教師になっているそうです。

弟のクリスチャン・デムーロ騎手は、2009年からイタリアで騎手デビューし2011年からは兄と同じように短期免許を取得して日本でも騎乗するようになってきたので、日本のファンにとっては馴染みのある存在かもしれませんね。2013年4月の桜花賞ではクリスチャンが1着、ミルコが2着となり、JRA史上初の兄弟によるG1ワンツーフィニッシュも達成しました。

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引用元:netkeiba.com

こういった記録は武豊・武幸四郎兄弟がすでに達成していそうでしたが、武兄弟が達成したのはそれから1ヶ月後の2013年5月のオークスが初めてだったので、紙一重の記録となりました。また、クリスチャンは2017年のフランスリーディングで5位に付けるなど、欧州を拠点に活躍しており、これからますます活躍の場を広げていくと思います。

数年前にはJRAの所属騎手を目指しているという報道もありましたが、2017年現在はそういった話も聞かなくなったので、兄とは違う道を選んだのかもしれませんね。どちらにせよ、まだまだ若手と呼べる騎手なので、これからの活躍に期待したいですね。いつの日かジャパンカップや凱旋門賞などで、それぞれの国の代表として兄弟対決、なんていうのも見たいところです。

今ではペラペラな日本語も最初は大苦戦!住まいが京都ということで意外な訛りも…

外国人騎手がJRA所属の騎手となるためには、外国の騎手免許は適用されず、JRAの実施する騎手免許試験に合格する必要があります。日本での実績があれば実技に関しては免除されるのですが、筆記や口頭試験は他の日本人騎手と同じように受験しなければなりません。

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特に口頭試験においては競馬関係法規や一般常識等をすべて日本語で答えなければならないので、外国人騎手にとってかなり高いハードルと言えるでしょう。実際デムーロ騎手も2013年に受験した際は1次試験で不合格となり、一度悔しい思いをしています。しかし、そういった苦労を乗り越えてJRAの騎手となったので、今ではすっかり日本語も上達し、インタビューでは日本語でしっかり受け答えをしています。

また2017年の春の天皇賞の後に京都競馬場で行われたファンイベントでは、クリストフ・ルメール騎手をはじめ、数人の若手騎手にドッキリを仕掛けられましたが、その時のリアクションもすべて日本語どころか少し関西の訛りまで出てきているほどでした。これは、JRA所属となってからずっと京都に住んでいることも影響しているでしょう。

特に所属当初は家族をイタリアに置いて単身で来日していたので、必然的に日本語を喋る機会が増えていったのかもしれません。

天皇賞での最敬礼は競馬界以外でも話題に!本来は規則違反もJRAの粋な計らいで不問に

デムーロ騎手がこれまでに日本で残してきた数々の実績の中で、特に印象深いものといえばやはり2012年の秋の天皇賞での1件でしょう。

この年の秋の天皇賞は天皇・皇后両陛下が来場されるいわゆる「天覧競馬」となったのですが、デムーロ騎手はこのレースで2010年のダービー馬エイシンフラッシュに騎乗して見事優勝を果たしました。天覧競馬ということで、事前にJRAから天皇賞に騎乗する全ての騎手に対し、優勝した場合、両陛下に対してしかるべき挨拶を実施する旨が通達されていたのですが、デムーロ騎手はそれに倣い、ウイニングラン終了後、メインスタンド前の馬場で下馬して最敬礼を行ったのです。

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しか、JRAの規則では後検量前の下馬は複数の違反行為に該当することでもあるので、デムーロ騎手の行動に関係者もはじめは戸惑い、審議対象ともなりましたが、最終的に不問となりました。

ちなみにYouTubeにも動画が上がっています。

このデムーロ騎手の最敬礼のシーンは競馬ニュースとしてだけではなく、広くメディアでも報道されることとなったので、競馬ファンでなくても見たことのある方は多いかもしれませんね。近年の競馬史においても非常に印象的な瞬間だったと言えると思います。

また、デムーロ騎手が騎乗していたエイシンフラッシュは、2010年に日本ダービーで優勝して以来、常に惜しい所までは来るものの、2年以上も優勝から遠ざかっており、このレースが久々の勝利となりました。黒鹿毛の美しく雄大な馬体から、ファンも非常に多かった馬だけに、デムーロ騎手の最敬礼と合わせて、その復活にも感動したファンは多かったのではないでしょうか。

欧州では考えられないくらい高い日本の賞金で年収もすごいことに

2015年にJRA所属となる以前から日本で大活躍していたデムーロ騎手ですが、移籍を決める要因の1つに日本の騎手の待遇の良さというのもあったかもしれません。

日本の競馬は優勝賞金が世界的に見ても非常に高額であり、勝てば勝つほどどんどん稼げます。

トップ騎手となれば1億円を超えることも普通ですが、デムーロ騎手は2015年にJRA賞最多賞金獲得騎手を受賞したこともあるほどで、トップの中のトップといえるでしょう。実際、移籍してからの2年、2015年と2016年は1億5千万円以上を稼いでおり、特に2016年は2億円を超えるくらいの収入があったかもしれません。2017年も10月末時点ですでにレースでの獲得賞金は30億円を超えており、騎手の取り分である5%の金額でも1億5千万円を上回っています

また2017年は11月以降も有力馬で賞金の高いG1レースに臨めそうなので、そこで勝ち星を増やせればまだまだ稼ぐことは可能です。デムーロ騎手は特に大舞台で強さを発揮するので、自身の過去最高を記録する可能性は高いと言えるでしょうね。

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